口呼吸の問題点と改善方法を考えてみました
昔に比べて、口呼吸が増えていると言われています。口呼吸は健康や美容、生活のクオリティーに様々影響を及ぼしていきます。意識的に鼻呼吸をするように改善する必要があります。
今回は、口呼吸の問題点とその改善方法について考えてみました。
口呼吸がどのような問題を引き起こしていくのかを知っておくことが重要ですよね。僕は、子供の頃から「呼吸の方法」について親や学校から教えてもらったことがないように思います。鼻呼吸のほうがいいとか、口呼吸はだめとかあまり認識していなかった気がするんです。実際は、鼻呼吸が推奨され、口呼吸をすることで問題が起こると言われています。
口呼吸をしていると、口の中が乾燥しやすくなります。唾液には抗菌作用があって、細菌の増殖を抑える働きがありますが、口が乾くと唾液の分泌が減少し、虫歯や歯周病のリスクが高まっていきます。あわせて、細菌やウイルスが体内に入りやすくなり免疫力が低下する可能性があります。通常、鼻呼吸の場合は鼻毛や粘液が異物をキャッチして、体内への侵入を防ぐ役割を果たします。
また、子供の頃から口呼吸を続けていると、顔の骨格が正常に発育しないことがあるそうです。不正歯列や顎関節症の原因となることがあります。
口呼吸を改善するためには、以下のような対策が有効です。
・医師の診察を受けましょう。
①普段から鼻呼吸を意識することが大切です。日中の活動時に口を閉じて鼻から呼吸をするように心がけます。
②口周りの筋肉を鍛えましょう。口呼吸を改善するためには、口周りの筋肉を着てることが有効です。
③部屋の湿度を適切に保つことも、口呼吸の改善に役立ちます。
鍼灸師から見ると、実は口呼吸の方にはある特徴があるんです。
口呼吸の方の多くは、唇の周りが乾いていたり色が変わっていたりします。もし、鏡を見て心当たりのある方は、意識してみてください。