よく歯を食いしばっていると言われませんか?
本日から食いしばり特集ということで、食いしばり・歯ぎしりについてお話していきたいと思います。
突然ですが、歯の噛む力ってどれくらいあると思いますか?食事をするときに、噛む力って考えて噛んでいるでしょうか?ゲームセンターにあるパンチングマシーンのように、あるいはドラゴンボールのスカウターのように、今噛んでいる力の数値が出たら面白いですよね。
例えば、フランスパンを噛むときにかかる力は、「30キロ」くらいの力がかかっているそうです。あの硬いパンを食べるのに、歯は30キロのちからをかけて噛んでいるんですね。そりゃ顎も痛くなります。
でも、食事をしているときに噛むという動作は、1日でそんな何時間もしていないと思います。せいぜい1時間から1時間30分くらいでしょう。
では、食いしばりや歯ぎしりはどうでしょうか?どれくらいの力がかかっていると思いますか?
①10キロ
②50キロ
③80キロ
答えは、後ほど。
食事で一時的にかかる力は必要ですが、歯ぎしりや食いしばりに「気づかない無意識な時間」が長くなれば長くなるほど、体に大きなダメージを与えることになります。
ちなみに、答えは80キロです。何も食べていないで、無意識にくいしばっている力です。
それだけの力が無意識に長時間かかっているとなると、いろいろな問題が出てきそうですね。
例えば、歯の摩耗や亀裂、破折などが起こったりします。歯が壊れちゃった系です。他にも歯周病や歯のグラつき、知覚過敏なども起こると言われています。そしてまさかの肩こりまでも。
歯ぎしりや食いしばりは、誰しもがしている一種のクセであるとも言えます。でも、クセだからOKとしているといろいろな症状が出てくる可能性があります。
チェックしてみましょう
☑ 鏡で見たときに上と下の歯のかみ合わせの部分がすり減って見えていたり、平らになっている
☑ 頬の内側で歯に当たる部分に白く見える線やなにか異変がある
☑ 歯と歯茎の境目に削られたような不自然な傷がある
☑ あごの関節や、エラのあたりを押すと筋肉に痛みが出ることがある
などの症状があったら、もしかしたら食いしばりや歯ぎしりをしているかもしれません。
一度、歯医者さんに相談してみることをオススメします。
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