認知症と歯周病の関係について
事務部杉山です。過日、認知症サポーター講座を受講してきました。
認知症について理解を深めてきました。
実は、お口の健康と認知症には関係があります。
歯周病と認知症は、ともに患者数が多い病気です。
歯周病の方は、歯周病でない方に比べ、アルツハイマー病を発症する確率が高いと言われています。歯周病の毒素は、アルツハイマー病の原因とされる脳のゴミ「アミロイドβ」の蓄積を増やし、認知症の症状を悪化させると考えられています。
また、認知症と歯科について、残存歯数が19本以下で、認知症を発症するリスクが高くなることがわかっています。
歯がほとんど無くても入れ歯を使うことで、認知症の発症を抑える可能性も示されています。
認知症・歯周病で症状悪化
歯を失う主な原因である歯周病によって、長い間歯周病の炎症物質が血液を介して全身をめぐり、脳に影響を与えます
歯周病の予防の秘訣!
歯周病の予防や歯の喪失防止及び歯を失っても入れ歯を作るなどの治療を受けることは、認知症の予防につながることもあります。
歯周病を予防するための一番のポイントは、歯にプラーク(歯垢)をつけないことです。
(認知症安全あんぜんガイドより)