不意打ち
あるんです。
せっかく虫歯の治療が終わったのに、不意打ちが。
「二次カリエス」といいます。
かっこいいですよね。カリエス。
ラテン語のcariesから来ています。
虫歯です。
二次カリエスとは、虫歯の治療で詰め物をしたり被せ物をした後に再び虫歯になることをいいます。
「治療したからもう虫歯にならないぜ!」というのは、誤解です。
虫歯の治療で、詰めたりかぶせたりした箇所と自分の歯との境は、微妙な段差があって、そこから虫歯になることもあります。
また、詰め物や被せ物が、時間が経つにつれて傷み、隙間ができてきて虫歯になることもあります。
詰め物や被せ物をしないように虫歯予防をすることが一番大切です。
また、万が一詰め物治療や被せ物治療をするときに、適合が良くてより自身の歯との段差を少なくしてくれる素材のものを選ぶことも対策の一つになります。
それよりも大事なことは、
「治療をしたから、この後が大事なんだ!!」と知っていただき、歯が健康な状態が長く続くように、日々のメンテナンスや自己管理が大切です。
定期的な歯科医院でのメンテナンスもオススメです。